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関西フィル ヴァイオリニスト・徳岡裕紀さんインタビュー♪

次回例会は、昨年の「関西フィル・ブラス・セクション」に続いて、同じ関西フィルハーモニー管弦楽団から「関西フィル・弦楽アンサンブル」の登場です!
今回は、メンバーでヴァイオリンの徳岡裕紀さんに、弦楽アンサンブルの魅力などについてお聞きしました。(聞き手・三木労音事務局 小巻健)



s-関西フィル弦楽アンサンブル001


Q1.関西にもいくつかのオーケストラがありますが、その中で徳岡さんがお感じになる、関西フィルハーモニー管弦楽団の弦楽セクションの特徴を教えて下さい。

徳岡さん(以下敬称略) 他団と比べてどうか、というのはよくわかりませんが、すごく忙しいという事だけは確かです。皆さん常に先の演奏会の楽譜を早くから持ち帰り、あるいは持ち歩いて、暇をみつけては譜読みしています。
何度も取り上げてきた曲でも、個人でさらっている時やリハーサル中に、ふと新たな疑問が発生するということがよくあるのですが、関西フィルの弦楽セクションでは、そうして沸き起こった疑問点をその都度遠慮なく出し合って解決していこうという雰囲気が暗黙のうちにできていて、リハーサル中はプレーヤーの間でひんぱんに「伝言」が行ったり来たりしています。弦楽器の場合は管楽器や打楽器と違って、一つ一つのパートを大勢で受け持つわけですが、一つのパートに人数が多くいるということは、それだけ着眼点もいろいろで、まだまだ見過ごしてきていることがたくさんあるなぁ、とか、なるほどそういう考え方もあるな、とか、発見もいろいろあります。

Q2.オーケストラの中での、金管楽器と弦楽器の関係、役割の違いについて教えて下さい。

徳岡 オーケストラの中では、たくさんの種類の楽器の音が組み合わされ、積み重ねられて使われます。スコア上、メロディーと伴奏、というようにはっきり役割が別れている場合でも、例えば「弦楽器はメロディー、金管楽器は伴奏」というように単純に役割分担されている訳ではなく、それぞれの楽器の音域や音色、曲想によって、楽器が振り分けられています。当然、どのように楽器を組み合わせるかによって、出てくる“色”が変わり、その組み合わせ方が、その曲、その作曲家の特徴ということになります。
金管楽器は一つ一つの楽器の音量が大きくてよく通り(なにしろ屋外でもPAなしで演奏できます!)、セクションでハーモニーを出すと、会場の空間全体が振動してそれに揺さぶられるような感じを味わうことがあります。
弦楽器の場合は一つ一つの楽器の音量は金管楽器には太刀打ちできないので、前述のようにそれぞれのパートを何人もの人で演奏することで、音量的なバランスをとるわけですが、同時にそのことによって、ソロの演奏とは違った音の厚みや音色の幅が生まれます。

Q3.今回はヴァイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバスから9名のメンバーで編成されていますが、弦楽四重奏などの小さい編成との違い、魅力などを教えて下さい。

徳岡 今回の編成は、第一ヴァイオリン3人・第二ヴァイオリン2人・ヴィオラ2人・チェロ1人・コントラバス1人の合計9人です。先ほどの話と重なりますが、弦楽四重奏(ヴァイオリンが第一と第二それぞれ1人・ヴィオラ1人・チェロ1人)と比べると、高音域から中音域は同じパートを複数の人で弾くことによって、音に厚み、膨らみといった効果が加わります。また、低音域はチェロに、さらにもっと低い音域を持つコントラバスが入ることにより、重厚感、安定感が増します。
編成が大きくなればなるほど、全員で呼吸を合わせるのは難しくなることは容易にご想像いただけると思いますが、それがうまくいった時はとても気持ちが良いものです。

Q4.「弦楽アンサンブル」としての公演は、これまでどれくらい、どんなところで演奏されましたか?

徳岡 これまで、関西フィルの練習場である大阪・弁天町のオークホールや、奈良100年会館、大阪・中之島の中央公会堂(ここの響きは弦楽アンサンブルにとっては本当に素晴らしいです!)など、いろいろな所で演奏させてもらいました。三木市文化会館の小ホールは、柔らかい響きが特徴、ということなので、今からとても楽しみにしています。

Q5.今回の三木公演のプログラムの聴きどころを教えて下さい。

徳岡 今回は特に親しみやすい曲ばかりなので、最初から最後まで存分にお楽しみいただけるのではないかと思います。
弦楽アンサンブルのための作品として作られた曲だけでなく、そうでない曲を弦楽アンサンブルのためにべつの人がアレンジしたものもあります。おなじみの曲もまた一味違って聞こえるかもしれません。

4月の例会がとても楽しみになってきました。ありがとうございました。


tokuoka.jpg■徳岡裕紀 (TOKUOKA Yuuki)プロフィール
京都市出身。1990年5月に関西フィルハーモニー管弦楽団に入団。
[趣味]ドライブ。写真…旅に出ると撮りまくります。演奏旅行に行ったりすると、何百枚も撮ってくるので、あとが大変!
あと、最近はほとんどやってませんが、アマチュア無線(電話級と電信級のライセンス所持)。古い短波ラジオの収集。
[好きな作曲家・曲]モーツァルトの「魔笛」。プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」。チャイコフスキーの「白鳥の湖」。ヴァイオリンの曲では、パガニーニの「24のキャプリス」ほかいろいろ。クライスラーの小品などなど。


【三木労音 3・4月例会】
関西フィル・弦楽アンサンブル
4月8日(金)PM7:00開演
三木市文化会館小ホール
入会は三木労音事務局(TEL&FAX0794-82-9775)までどうぞ。


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